東京慈恵医科大学 耳鼻咽喉科学教室

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診療のご案内

診療内容
入院診療
外来診療では治療や検査が不可能な場合には、必要に応じて入院して治療を行います
手術
■耳科手術
慢性中耳炎や中耳真珠腫に対する鼓室形成術では、外耳道後壁保存した聴力改善手術をおこなっております。耳硬化症や耳小骨奇形に対するアブミ骨手術、耳小骨形成術では、これまでの治療成績の評価を行った結果改良した手術法を選択し、難聴の改善が90%以上の症例でみられます。また高度難聴者に対しては、症例によって人工内耳埋込術を行っております。
■鼻副鼻腔手術
当科では経上顎洞的手術はほとんど行っておりません。当教室で開発した内視鏡下鼻内副鼻腔手術法と独自の鉗子類により、より安全により確実な手術を行っております。眼窩吹抜け骨折、副鼻腔乳頭腫などの副鼻腔良性腫瘍、下垂体疾患、副鼻腔嚢胞に対しても内視鏡下鼻内手術で行い、最新のナビゲーションシステムを併用することによって、難治症例に対しても安全に手術が行えます。
■喉頭音声手術
声帯ポリープやポリープ様声帯に対する手術で、外来手術では困難な症例では全身麻酔下に顕微鏡あるいは内視鏡下喉頭微細手術を行っております。
反回神経麻痺、痙攣性発声障害の方も外科的手術を行う場合があります。
■頭頸部腫瘍(悪性腫瘍)
患者様のquality of lifeを尊重し、十分なinformed consentを行ったうえで、治療を行っております。手術では、微小血管吻合による遊離皮弁を用いた再建を行い、術後の機能回復も考慮し、治療成績の向上がみられています。放射線治療は、放射線治療医との充分な連携のもと行っております。
■頭頸部腫瘍(良性腫瘍)
主に甲状腺、顎下腺、耳下腺、側頸嚢胞などの良性腫瘍に対して手術的治療を行います。副損傷の発生予防に最大限の努力をするとともに、術後の審美的改善にも心懸けております。
手術以外の入院適応疾患
■突発性難聴、急性感音難聴
原則的に入院して治療を行います。循環改善剤投与やステロイドパルス療法を行い、突発性難聴が疑われる例の中には、外リンパ瘻や聴神経腫瘍などが含まれる可能性があるため、MRIなどの諸検査を行っていきます。外リンパ瘻に対しては、病状の変化を考慮し、保存治療に抵抗する例では手術的治療(内耳窓閉鎖術)を行います。
■めまい
中枢性、末梢性のめまいがあり、急性期には診断が困難の場合があります。症状によっては、入院して点滴加療を施行しながら、めまいに対して総合的な検査(眼振検査や頭部画像検査など)を行い、診断を行います。
■急性炎症性疾患
急性扁桃炎などの疼痛を伴い経口摂取が困難な場合に、入院加療を行います。抗生剤投与や補液をし、十分な対症療法を施行します。扁桃周囲膿瘍など、膿瘍形成が見られた場合には、積極的に切開、排膿を行います。
■睡眠時無呼吸症候群
近年増加傾向があり、社会的にも認知されてきている疾患です。本年より当院では、耳鼻咽喉科、精神神経科、呼吸器内科と共同で睡眠障害センターを設立し、睡眠障害に対して短期入院にて精査を行い、その検査結果から治療法を選択します。
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